リンダグラットンの未来企業を読んだ
リンダグラットン最新作が出たと言うことなので読んでみた.
前作「ワークシフト」は,未来の個人に焦点をあてて書いたもので,今作は企業に焦点を当てて書いています.
レジリエンス
この本で初めて出会った単語「レジリエンス」. 明確にレジリエンスの定義を述べているところはないように思えましたが
"市場や社会の変化に柔軟に対応していく力"
のように勝手に意訳しました. この点もう少し序盤のところで書いていただければ作者と共通の目線で読み進められたのではないかなと思いました.
レジリエンスの3つの領域
レジリエンスを高めるには3つの領域があるということでした. この本では,この3つの領域それぞれで世界中の企業の実践例が紹介されています.
1. 内なるレジリエンス
社内のレジリエンス.チームや組織体制,仕事への関わり方などです.
2. 社内と社外の垣根を取り払う
企業は地域社会と密接に関わって,地域とともに成長していきましょうということですね.
3. グローバルな問題に立ち向かう
格差,失業,貧困などたくさんの課題が世界にはある.企業は世界の課題を解決していこうというものですね.
おわりに
簡単にいうと,社内,地域,世界を意識した企業が未来には求められるということでした.
そいえばワークシフトをブログにまとめていなかったので近々まとめたいですね.