Titanium + Wikitude SDK で遊んでみた
Titanium + Wikitude SDK で 初めてAR やってみました.
Wikitude とは?
はじめて聞いた名前... だと思っていたのですが,ヤシの旧ロゴを見て思い出しました. 一時期ARが流行ったときにダウンロードしていた気がします. 2008年頃に Layer とか セカイカメラなどのアプリに近いコンセプトで登場した老舗のアプリです.
あまり調べておりませんが,いまもそのアプリはあるみたいですが,どちらかというとSDKを提供することに力を注力しているように見えます. ※ セカイカメラといい,ARアプリはまだ実を結びませんね
Wikitude SDK とは?
Android/iOS/BlackBerry/PhonGap/Titanium で簡単に拡張現実を利用できるSDKのようです.
今回は,Titanium で利用してみました.
インストール方法や examples は 公式Doc をご覧下さい.
ARchitectWindows.js とか,jsuri とかいくつかファイルを設置しなければいけないけど,ドキュメントでは省略されてるのでちょっとわかりにくかったです.
Githubに挙がっている examples のソースコードをもとに,修正して試すのが楽かもしれません.
ここがもう少し改善されればとっつきやすいと思いました.
ライセンスは,次のようになっており,商用利用は99ユーロからです. 商用利用でなければ,自由に使えるみたいです.(ロゴが入りますが)
画像認識と重ね合わせ
認識させたい画像をWikitudeのWebにうpすると解析したファイルつくってくれて,そのファイルと重ね合わせたい画像を指定するだけで,該当画像があると勝手に重ね合わせてくれました.
POI (セカイカメラっぽいやつ)
次の構造のPOIデータをいれるだけで「っぽい感じ」のことしてくれました.大変便利です.
var poiData = { "id": 1, "longitude": (lon + (Math.random() / 5 - 0.1)), "latitude": (lat + (Math.random() / 5 - 0.1)), "altitude": 100.0, "description": "This is the description of POI#1", "title": "POI#1" };
altitude は特別な処理が必要みたいで,変更しても全部同じ高さになってしまいました.
感想
ARアプリケーションをフルスクラッチしなくても,そこそこっぽいことができることがわかりました. 実際になにかひとつアプリつくってみたいですね.